谷間でキャンプ

自分のための思考整理

メンタルクエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本

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もうタイトル買いしてもおかしくない、私のニーズに刺さりすぎな内容なのだけど。
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ゆうすけさんはメンタルヘルスがライフワークの内科医さん(内科医さん?)。 そしてゲーマー。
メンタルの助けになりそうでフォローしていた方なので御本を読んでみた。

人生をゲームになぞらえて、HPが0になりそうな時に助けとなる考え方を、呪文やアイテムのように持っておこうという趣向。(ざっくりな要約)

以下、引用。

自責思考とは、自分だけではどうしようもない巨石を、自分だけが背負うべき手荷物のように扱って周囲の助けを拒絶することであり、終わらない苦しみが生じます。

背負いきれないものは巨石とするのか。
自分の問題は背負いきれなくて助けを呼んでも助けてもらえなくて、潰れても自己責任論かまされるやん、というケースは実際あると感じてるけど。

誰の責かなんてことより、どう解決するかに焦点を当てるなら、手に負えない時点でどうしたって人を頼るべき巨石だわな。

言われている側は確かに「悪者」かのように見えるでしょう。それは、「自分だけの味方になってもらいたい」という目的ありきのコミュニケーションのため、どうしても歪曲や誇張が混じることが多くなります。そして、そのことが周囲に明らかになると、言った側の社会的信用も下がっていくという地獄のような展開になります。

その地獄知ってる

自分を脅かす相手を必要以上に悪者にしてしまうの
これ父も母もめっちゃやるやつ~~~
私もというか人は皆その要素は持ってると思うとゾッとするやつ~~~

ハイ次の地獄。
弱ってる人を支え続けた挙句にて無碍にされるやつ。

支える側は、なんとかしたいと必死で関わります。しかし、「死んでしまうかもしれない」ほど繊細な「弱者」を相手にして、本当に言いたいことや、言うべきことを言えない葛藤を抱えています。何か間違ったことを言ったら相手が壊れてしまうかもしれないという緊迫感は、恐怖と言い換えてもいいかもしれません。

そうした葛藤の果てに絞り出した「本音」や「進言」は、「傷ついた」「私が悪いというのか」という怒りを生んでしまう。そして、その苦しさから「これ以上支えるのは無理だよ」と境界を宣言すると、今度は「見捨てられた」と失望され、その申し出が受けいれられることはありません。これまで積み上げてきたはずのコミットや信頼関係はなかったことにされ、「自分を傷つけた悪者」の汚名をつけられることもあります。

この時、相手の幸せを願い辛抱強く支えようとしていた人の傷つきや無力感は、どれほどでしょうか。

ウワァーー何で知ってるのォーー!!
これウン十年がかりで母と友達にやられてくずおれてるよォーー!!!

その他

「逃げ込み先としてのコンテンツ」の価値はもっと理解されていい

私生活がどうしようもなくて感情処理もできない時に、感情移入したいとこにして、何なら自己紹介もそこそこにコンテンツに関してだけ発信・交流できる場もあるのめっちゃ救われる。
チャンネル変えて普段を置いておける感じ。

怒りの感情をずっと持ち続けているのは、しんどい。怒りも悲しみも忘れはしないけど、「ポップ」な方に路線変更することにした。そのほうが楽しいし、一緒にいる人も心地いいだろうから。
これからも「ポップな仇討ち」をまったりとしかけていきたい。

大切な人を追い詰めた世の中への、ポップな仇討ちの成果物の一つがこの本とのこと。

怒りをぶつけることを目的にせず、怒りを感じる構造に対して、自分に対して、どういう態度を取れば比較的望む形に近付けそうかって、その結果がポップって、すごいことだ。

人生の選択に絶対解などありません。あるのは納得解だけです。

そんな気は薄々してました…!


なんかもう、今後度々要ることが分かってるような考え方ばかり。

あ、逃げたいけど場所が無い、本読もう。とか、
正解かどうか知らんけど納得できるからいいや!とか、

ちょっと状況が詰まってる時に、魔法のようにすかさず使おう。
Kindleでマーカーを引いた箇所一つ一つが自分を助けてくれると思うと、心強いし、無くしたら勿体なすぎるなと思う。

Kindle、内容にマーカー引いてコピーもできるのだけど、出版社が設定したコピー制限を超えましたエラー出たよ!
大体そんくらいの引用量に留めますすんません!!